2002年4月 秋葉原Club Goodman
「スギヤ祭りの思い出」
Text by あころさん(2002/04/24)
秋葉原の地下で、すごいお祭りがひらかれるとの噂。
祭りだ~ワッショイ!という訳で、おみくじやらおみこしやらかきぞめやら。
そんな倶楽部良男(←祭りなので和風)では…
今夜の祭られ人:杉山氏(fromヤング100V)のソロ、奇跡のお笑い三人組:イヌがニャーと泣いた日のかっちょいい合体ネタ、アコギばかりが並ぶ:アコギーズ後、ついにスカーフ*カーの登場です。
イヌニャーのリーダーたいがぁ~氏が「今日はお祭りだから、みんな自分の殻を破ろうぜ!」としきりに説いていた影響なのか、カヒロ氏からも「殻を破ろうぜ宣言」が飛び出し、スタート。でもね、そんな宣言しなくても、スカーフ*カーを聴けば誰だってしあわせになります。
「らせんの月」にゾクゾクしたら、「360」では、青い光が射してきます。秋葉原の地下から宙へワープみたい。印象的なフレーズで始まる新曲の「野に消ゆ」はやっぱりスカーフ*カーらしい。彼らの世界に包み込まれてしまいます。でもトビオさんがアコーディオンとピアノの間を行ったりきたりで、忙しそうだわ。ちょっぴりせつない「マンゴーの夜」はこんなお祭りの夜にもあうのです。夜が広がります。スカーフ*カーのライブでは、月やくじらが、あ、浮かんでくるよ。最後はやっぱり「マリーヌマリーヌ」ばっちりピースはかかせませんね。そういえばスカーフ君も狐のお面をかぶってた、そんなお祭りの特別な夜でした。
そんな特別な夜だから、終わってもスポットライトが消えませぬ。カヒロ氏もずぅっと手を振りつづけているのでした(※)だから、まだまだお祭りは終わりません。
ヤング100Vの男気あふれるライブ後、スペシャルセッションが待っていたのです。こんな幸せな夢のような共演ってあるのでしょうか!と音楽とお笑いの神様に私は言いたい。だってヤング100V、スカーフ*カー、イヌがニャーと泣いた日のみんなが舞台の上に一緒にあがって、サード・クラスの「現状維持」をやるのです。信じられない!ジャンルの違う好きな人達が融合して、一つのものをつくりだすのです。「げーんじょういじっ!」ってみんなで一緒にサァ!茶谷氏やカヒロ氏やなべ氏や袴田氏がジャンプして、大竹氏やたいがぁ~氏やムトゥ氏がギターをかかえて踊ってる!これぞお祭りの夜、「殻を破ろうぜ宣言」の通り、みんなの殻がわれちゃった、何かが流れ出しちゃった、秋葉原の地下、倶楽部良男のお祭りは、本当にスゴカッタ~。こんなお祭り、2度とないよね。音楽とお笑いの神様、ありがとう!
��※)なんと!このスギヤ祭りのライブ音源がCDになったのです。カヒロ氏がずっと手を振りつづけている様子は、この音源からでも分かるかも。最後の「どうもありがとう、スカーフ*カーでした」のちの、みんなの笑い声に注目!さぁ、気になってきた方は「夏のさぁかす」を聴いてみましょ!
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